カミサン乳癌になる① #乳癌 #ピンクリボン

カミサン乳癌になる①

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マンモグラフィーは受診しましょう

我が家のカミサンが「乳癌」になりました。
と、言っても、もう二年余り前の話です。二年余り前なのですが、大変でした。
まず、乳癌が見つかる前に、私の実家の母が、病院に担ぎ込まれる、という騒動がありました。
背中が異常に痛み、余りの痛がり方に、長兄夫婦は救急車を呼んだそうです。
病院での検査結果は「心臓脇に動脈瘤があります」俳優だった、故・阿藤快さんと同じ病です。
母は、高齢なので、動脈瘤が出来ても不思議ではないらしいのですが、阿藤快さんの場合、まだ69歳だったので早い方なんだそうです。阿藤さんの場合、ラーメンが大好きで、塩分の取り過ぎが原因とも言われていました。
母は、手術も出来たのですが、過去に二回手術をしているので、身体の負担が心配されて、高齢という事もあって、母、自身が「成り行きに任せます」という事で、手術はしませんでした。
今でも、一応は元気なようですが、コロナ禍のせいで、一年以上会えていません。
カミサンの乳癌が見つかったのが、母の病気と、ほぼ同時。
「えええ~っ!」
今度はカミサンが? 私の頭は、パニック状態。
中年になってから、身内の不幸にも見舞われる事が多くなり、母や妻の病に連続遭遇。
「長く生きるとは、こういう事か」
しみじみ思わされた時期でした。

カミサンの乳癌は、会社の健康診断で見つかりました。早めの発見ではあったのですが、マンモグラフィーは二年に一回らしいので、ある意味運が良かったのかも知れません。
間、一年挟んでいたら、発見されていても厄介な事になっていた可能性もあります。
検査で見つかって「精密検査受けてください」となり、設備の揃った医院で診てもらいました。
結果「乳癌」確定。順天堂病院を紹介されます。
順天堂病院で、
「説明の時は、配偶者の方も、ご一緒にいらしてください。と言われたよ」
とカミサンに聞かされ、内心、
「えっ? ドラマなんかでよく見るやつじゃん」
お医者様から説明を受けるまで、ホント、気が気ではありませんした。
カミサンに付き添って、一緒に病院に行き、足元がフワフワした感じで診察室に入りました。
そこで、手術までの予定が説明されましたが、私が一番心配だったのは、カミサンが死に至るような病状だったらどうしよう? という事でした。
「あの…妻は、大丈夫なんでしょうか?」
ラクラする気持ちで、先生に聞きましたら、
「あっ」
心配はそこか、みたいな表情されて、
「発見も早かったので93%の確率で再発もないと思われます」
と言われ、まずは一安心でした。
見つかったのは五月。精密検査で決定が六月で、七月上旬位に大学病院でしたが、
「そんなに、急に悪くなるものではないので」という事で、
手術は九月に入ってからという事になりました。

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2019年版
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