アノニマス～警視庁指殺人対策室～ 第三話を観終わって
大病院の医師の息子で、学校では成績の良い少年が、ホームレスの男性に喫煙を注意され、カッとなり落ちていた角材で撲殺。その犯罪を実名でネットに晒されるというお話でした。
男性を撲殺した少年は、ホームレスを「あいつら社会の底辺なんだから、それを殺したからって、理不尽だ(罰せられるのは)」的発言をします。
父の価値観をそっくりそのまま受け継いだ。という設定になっていました。
以前、私のブログでも書きましたが、深夜、一人歩きの女性ばかりを狙った、通り魔の少年がいました。犯行動機は「むしゃくしゃしていたから」でしたが、何故、女性ばかりを襲ったか? 両親か父親からだけなのか、「夜中に一人歩きしている様な女は、ロクな女じゃない」と洗脳されていて、だから殴っても良いと思ったと供述しました。女性だから与し易しと、見た面もあると思いますが、教育の恐ろしさですね。その事件を思い出しました。
因みに、大病院の医師が全て、ドラマの様に他人を見下しているわけではありません。
大学病院の部長医師クラスの方でも、年収は500万円程度で、医師の使命感、仕事の名誉だけで、人物の差別なく医者を続けておられる方も多くいらっしゃいますよ。
しかし、職種や立場で人を「社会の底辺」と嘲る人は、恐ろしい事ですが、意外に居まます。
あと、ちょっと外れた話ですが、タワーマンションで、住んでいる部屋の階で、他人を見下したり、コンプレックスを感じている人も居るらしいですね。こういう心理って、一体なんなんだろう?
アノニマス～警視庁“指殺人”対策室～ 第4話
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