小学生に読んで欲しい本「失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!」

「世界の偉人」というと、どうしても成功のエピソード、結果に目が行きがちですが、成功の陰にはとんでもない数の失敗があるものです。
この本はタイトル通り、偉人と呼ばれる人の、失敗のエピソードが、わかり易く書かれています。
まあ、成功より失敗から学べる事が多いものですがね。
中には、マッカーサーの様に、成功(大出世)したが、軍人としての才能はどうだったのか? と、個人的には思う人物も紹介されて居ますが、彼の失敗のエピソードも面白いです。ただ、マッカーサーの一番の失敗は、朝鮮戦争時、中国(義勇軍)の動きが読めず(トルーマン大統領は読めていた)窮して「戦略核を使う」(広島・長崎で使われた)と言い出して失脚した所にあると思っています。
途中の「宇宙の失敗」のお話も、比喩が利いてて結構面白いです。
巻頭の一千回の失敗は当たり前、的なエジソンの話も、勇気づけられるお話のひとつでしょう。
大人でも読んで楽しい本なので、紹介いたします。