我が家で我がままを言う子は、親との関係が良い証拠
倅が小学二年生の夏休み前の事。担任の先生と面談の時の事です。
最後に担任の先生が…
「何か、ご家庭で、心配な事ありますか？」
と聞かれたので、
「あ、そういえば、ウチの子。好き嫌いが激しくて」
というと、
「えっ？ 子育て君は何でもよく食べますよ」
と言われました。
「給食は何出されても、ちゃんと食べてますが」
家じゃ、
「歯ざわりが、匂いが、味が」
等々、うるさい事、うるさい事。
まあ、文句言いながらも、食べる事は食べるんで良いですが、私は、思わず自宅のある方向を向いて、
「あのやろう」
と思ってしまいました。
ですが、先生は、
「自宅で、我がまま言うのは、良い事ですよ」
と仰いました。
自宅で我がままを言えるのは、それだけ両親に心を開いている。親子関係が良好だという事でした。
まあ、なら良いですけれど…
に、しても、あれから何年か経ちますが、今でもカルピスでさえ、
「希釈タイプのカルピスと、カルピスウォータは味わいが違う」
とか、まるで「美味しんぼ」の「海原雄山」みたいな事を言ってます。
保育園時代の事ですが、同保育室の女の子で、大変良く出来た娘さんが居ました。
行儀が良く、朝、園長先生や保育士の先生に、丁寧なお辞儀をして回り。保育室に入る時も入り口で一度お辞儀をしておりました。ママもその都度満足そうに頷いている。
でも、まあ、なんというか、私の目には、その子は親御さんの顔色を窺っているようにも見えました。
彼女は、卒園前に東京近県に引っ越してゆきましたが、送別会で、居酒屋に集まった時。
パパの方が「はしゃぎすぎている」として、女の子を叱った場面がありました。
ご両親は、嫌味の無い、感じの良い二人なんですが、どうも躾が厳しいようで、彼女は、両親を愛しつつも、窮屈な環境だっのではないか? と想像しております。
私個人としては、家族間ではリラックス出来る関係でいたいと思います。
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