日本語の乱れ #言葉の乱れ #国語

日本語の乱れ

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昨日、東京8チャンネルのバラエティーニュース番組の中で、日本語の乱れを取り扱っていました。
例えば「やばい」「普通」の使い方がおかしい。
「やばい」は本来「状況の悪化」等を表現する言葉ですが、最近では、非常に良い状況「ナイス」な時の表現にも使います。
「やばい」に関しては、元々は、反社業界の隠語なので、それを知っている、七十代後半以上の方たちは、使いたがらない人も多い。私が子供の頃「ヤバイ」なんて言ってたら、お年寄りに叱られていたものですが。
「普通」も、昨今では「普通に面白い」が「大変面白い」という意味になるらしい。
確かに、言葉遣いは、私が子供の頃と、随分変わってきたと思います。

個人的には「言葉も生き物だから、時代と共に変わっても仕方ない」と思います。が、たまに、受け入れがたい言葉の使い方もあります。
それが、
「その気持ち、一ミリも理解できない」
ドラマなんか観てると、よく使われる言い回し。
「心情の理解を表すのに、なんで距離?」
と思ってしまいます。

例えば「超」と「越」。
「超」は心理的、能力的に超える。「記録を超える」というような、非物理的に超えるという意味に使われますが、「越」の方は「峠を越える」「目的地を越えてしまった」等、物理的に越えるという意味があります。
私にとって「一ミリも理解できない」とは、これと同じで「超人」を「越人」と言っている程の違和感を未だに感じています。
まあ、それも、そのうち慣れて行くとは思いますけど。
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