さ、寒い #豪雨 #秋雨前線

さ、寒い

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八月十六日というのに、東京は、肌寒く涼しい朝を迎えました。
本日の東京、最高気温は24度の予想。まるで秋。
本当に、よく降りますね。東京でも四日続け、ほぼ間断なく雨が降っています。
九州から関東甲信越にかけての、秋雨前線が豪雨をもたらしています。
東北、北海道もこれからが豪雨の恐れがあるらしいので、油断できません。
専門家の仰るには、本来、この季節、日本列島を挟んで、南北に高気圧が張り出して居て、季節が進むにつれて、北の高気圧の方が強く成って行くモノなのだそうです。その鬩ぎあう場所が、所謂「秋雨前線」。今回の場合、南北の高気圧がほぼ同等の勢力があって動かない。その隙間に遠くインドからの風が、ベンガル湾東シナ海の上を通り、温かい湿った空気になって流れ込んでいるんだとか。その流れ込み先が、我が日本という訳なんですね。
それにしても、例年なら、まだ南の高気圧の強い時期らしいですから、今年はちょっと秋も早くくるかも知れません。
西日本出身の私からすると
西日本は毎年豪雨に見舞われるものですが、晩夏の豪雨はちょっと珍しい気がします。
西日本各地、普通は、梅雨の末期に、それこそ豪雨になります。
関東の方には、ちょっと想像出来ないと思いますが、西日本の梅雨末期は、屋根瓦が割れそうな勢いで雨が降ります。雨と言うより「水がとんでもない勢いで落ちてくる」感じ。
岩山でも洗い流す勢いで降ります。事実、毎年岩山が流されていますけど…
私の実家付近でも、毎年、道が流され、山が崩れ落ちますが、実家を直撃する事はありませんでした。しかし、先年の「西日本大豪雨」で、とうとう、二つある「離れ」の内、小川近く側の「離れ」の基礎部分が流され、その「離れ」は取り壊しになりました。
普段は、川幅も1メートルもない様な「せせらぎ」で、七月には蛍の飛び交う様な穏やかな流れです。しかし、結局は、山肌の水が集まって出来た川なので、大雨になればそこに水が集まる訳です。
西日本に多い「天井川
天井川とは、平野を流れる川なのに、平野部より一段高い場所を流れている川の事ですね。
大雨で、その堤防が決壊すると、ニュース映像でよく見かけるような大惨事になります。
何故、こんな川が出来上がるかと言うと、これも大雨のせい。
大雨で、山からの土砂が平野部に流れ込み、堆積し、ちょっとした高台になります。雨がやみ、その高台の中央に、本来のチョロチョロとした水の流れが戻ります。これで天井川の出来上がり。私の故郷を思い出しても、天井川の下にトンネルが通り、そこを電車が走っているという、典型的な天井川の他に、思い出す限り結構天井川が多いですね。
東京だって、江戸川、荒川等は、平野部の埋め立てという、経緯に多少違いますが、まあ、天井川の仲間です。東東京付近も安心はできません。
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