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関東に木枯らし一号

東京は急に冬になりました

昨日、気象庁から「関東地方に木枯らし一号が吹きました」という発表がありました。
一昨日、某テレビ局のワイドショーで、気象予報士さんが「ズバリ、今年、木枯らしは吹きません」と断言していただけに、発表を聞いた時は思わず笑ってしまいました。
ワイドショーを観た、気象庁職員の嫌がらせ発表なんですかね?
「木枯らしは吹かない」
と予想した気象予報士さんは「今年の猛暑、エルニーニョ現象」を根拠として挙げていましたが、総論として「異常気象」を原因としておりました。
「熊」の駆除過去最高に
令和五年の今年、北海道、東北、関東等で、熊による人被害等で熊の駆除数が過去最多になったそうです。
人里に現れて、農作物を食い荒らすだけでなく、たまたま近くにいた人間に驚いて、襲ってしまう事件? 事故? が、毎日の様に報じられています。
これも、文化なコメンテーターさんは「異常気象で、山のドングリ等が不作だから」的に理由付けをいたしますが、農村育ちの私は、正直、「それだけではないだろう」と思います。
私の実家周辺もそうですが、昔と違って「人」が山に入らなくなりました。
ハイキングとか山登りとかではなく、生活の為に、落ち葉を拾って堆肥にしたり、木の枝打ちをして薪にする様な事が無くなりました。
帰省する度に、実家近くの山を何気に覗いてみますが、人の入らなくなった山は文字通り「密林」になっていて、かつて、人が歩いていた道も無くなっている状態です。
こうなると、椎の木ドングリなどは、枝葉が隣近所と、ギチギチに密集して太陽光の奪い合い状態になって、地面に光が届きません。
そして、山葡萄、アケビ、ワラビ、ゼンマイ、自然薯、等の山菜も育たなくなります。
更に、西日本で怖いのが「竹」
放置された竹林が、広葉樹等を取り込むように外へ外へと広がっています。取り込まれた樹木は、日が当たらないので枯れてしまいますし、竹林の縁は街に接し、そこに生えるタケノコの「芽」を狙ってイノシシが現れて、人が襲われたり致します。
竹は、大昔に中国から移入された植物ですが、昔の様に竹を利用しなくなった為、緑の悪魔と化して広がっています。因みに、「草」の仲間である竹の根は、樹木と違って、浅く横に広がる為に、大雨の後などに地滑りを起こしやすくなります。
確かに「異常気象」も一因かもしれませんが、山が荒れはてて、熊も人里に降りて来るしかないのでしょう。
以前、ブログにも書きましたが、人が自然に関わらない事が自然なのではなくて、人類も自然の一部だと思います。他の動植物の営みを利用した動物は沢山います。
猪や熊、メダカやタナゴ、ドジョウなんかも、人類の営みを利用して生きてきたと思いますし、人間も他の生物の営みを利用してきたんだと思います。
それは、文化人の嫌う「人工」とは別物だと思うんですけどね。
瀬戸内海も綺麗になり過ぎた
瀬戸内海での漁獲量が減り、魚そのものも小ぶりな物が増えたそうです。
文化な人々は直ぐに「乱獲」「温暖化」を上げますが、現在の漁協は厳しい漁獲制限を設けて、健全な漁を営んでいるので、無責任に乱獲と言わないで欲しいと思います。
実際、瀬戸内海の水が綺麗になり過ぎで栄養不足、魚が育ちにくい状態だそうです。
魚だけではなく「海苔」も育ち難くなっていますね。それに追い打ちを掛けるように、クロダイが食い散らかすので問題になっています。
私の故郷の河川でも、水が綺麗になり過ぎて、カワムツ、オイカワ等の川魚が小ぶりになりました。昔は、30センチ級の大物も珍しくはなかったんですけどね。
「清き水に大魚なし」
まさに、ことわざ通りになっています。
「異常気象」「温暖化」をあまり便利に使わない方が良いのかも知れませんね。

そういえば、今朝、会社の事務所のドアノブを握ろうとしたら「パチッ!」と静電気一号が走りました。あっという間に「冬」が来た感じです。
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