ティックトック
２０２１年売行き商品ベスト30
一位はティックトックからの流れ
若者がクチにしていた気になる一言
ティックトックは検索しなくても、自分に合ったモノを紹介してくれるから便利
ある、夕方。ニュースワイドーショを流していて、耳にした言葉です。
若者を中心に、昨今のソーシャル・ネットワーキング・サービス事情を特集したコーナーでした。
「ツイッターとかは、自分から検索しなければならないけど、TikTokは〝あなたにオススメ〟で知らせてくれる」
とその便利性を説いておりました。
個人的にはこれが恐い
TikTokに限らず、パソコンの操作をしていても「あなたにオススメ」なんて、余計なポップウィンドウが出てきたりしますね。直ぐ消えたり、×ボタンを押せば消えますが、私の心は狭小なのか、この些細な行動をさせられる事がウザイ。
ネット画面の広告欄も、以前に、ちょっと検索しただけで、関連商品をグイグイ押してくる。
無料動画関連のサイトで、うっかり年齢・性別に関するアンケートに答えると、シジむさい広告ばかり表示されてくる。
マジシャンズ・セレクト
自分が選んだように思っているが、実は、選ばされている。
オススメは、確かに、「あ、こんな商品もあるのか」みたいに、ある意味便利な一面はあるでしょう。しかし、見方を変えれば「選ばされている」という事ですよね。
押し付けられる事が嫌いな私としては、有難迷惑なんですけど、でも、「探す」「選ぶ」という、自主性、その最低限の行為まで、AI任せ(現段階のAIは、まだ背後に人間の陰謀が隠れている)なのは、人としてどうなんでしょう。
やっぱり、こちらから聞けば「では、こちらは?」というオススメの方が、普通というか人間らしい感じはします。
TikTok が中国系企業だからという訳ではありません
実際、他のSNSだって似たような事業展開しておりますが、「選ばせない」「探させない」という縛りって、偏った考えの、何かしら、都合の良い人間を作り出しやすい。という事にもなりそうで怖いですね。
私も、今やネットニュースを頼みですが、ネットニュースも「トレンド」ばかり押してくるので、そこが恐ろしく感じております。
面倒でも、自分からキーワードを考えて検索する習慣をみにつけてみましょう
そして、「オススメ」「ドレンド」を疑ってみる事を「オススメ」します。少しは、違う世界に広がりが生まれるかも知れませんよ。
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