こういう事が「時間外労働」に繋がるんだろうな #残業 #時間外労働 #昼休み #サービス

こういう事が「時間外労働」に繋がるんだろうな…と思ったお話

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昨日、職場のオババ様が、仕事の巡回から帰ってきて、他のオババ様とこんなお話を始めました。
ある施設の受付に伺った時、お昼の時間帯だったそうです。
「カーテンは閉めてあるけど、確実に中に人は居るのよ!」
インタホンを鳴らしても、外から声を掛けても、返答がない。でも、人影の動いているのは分かる。
受付前には「12時~13時まで休憩時間となります」のプレートが下げてある。
「お陰で、13時まで、近くで時間を潰す羽目になったわよ!」
13時に改めて伺うと、受付の人は何事も無かった様に、笑顔で対応して来たそうですが、オババ様からすると、この笑顔が白々しく見えて、なおさら腹が立ったそうです。
「融通が利かないってゆうか…まるで、お役所仕事!」
昨今の、お役所は、交代でお昼窓口の対応している所が多いですけどね。

この感覚が時間外労働に繋がるんでしょう

要するに、オババ様は、こっちは急いでいるのに、昼休みだからって、対応してくれない事に不服を感じていらっしゃる。声を掛けても無視された事が許せない様でした。
「時間だって、五分位なんだし」ぷんすかぷんすか怒ってる。
この、「ちょっとなんだし」という、一種「甘え」が、二人、三人…と繋がって、それに対応していると、もう「休憩時間」ではなくなります。

サービス好きな日本人

日本人の良い所でもあるのでしょうけど、「相手の不便に、なんとか対応しょう」と努力する文化があって、相手側も、「対応してくれるのが当たり前」みたいな感覚は、どこかにあります。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、対応してあげようとすると、それが溜まって、時間外労働、残業に繋がります。
私も、出版業界の頃、食事しながら仕事したり、金曜夕方に入稿、月曜朝一で初稿出しなんてのも当たり前。
今思えば、相手の言いなりなんですけど、私自身それを「おかしい」と感じていませんでした。世間全体が「当たり前」と思ってましたしね。
だから、日本は残業文化になってしまったんでしょう。そんな事情を知らない、文化な人々の中には「時間内に仕事が終わらないという事は、それだけ能力が無いという事です」なんて、おっしゃったりします。実情は、締め切り過ぎて、泣きつかれて、その尻ぬぐいをしていたり、時間外に仕事振られて、そこから仕事開始だったりなんですけどね。
出版業界だけでなく、他の業種も、似たり寄ったりだったものです。
相手の我がままに付き合って、それが残業・時間外労働に繋がっていました。
ボンヤリ、そんな事を考えていると。

「子育てさんもそう思うでしょ?」

急に、私に話を振って来たオババ様ですが、自分が同じ場面の時は「今は、休憩中だから」とか「けじめだから」とか普通に言っておられます。
「えっ?…まあ、今はコンプライアンスとか、色々煩いからじゃぁないスか?」
適当に返しましたが、オババ様の期待した返答ではなかった様で、ちょっと怪訝な顔をされておりました。
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