倅の卒業式に行ってまいりました。
東京では、桜が満開になりました。早いですね。
勿論、場所によっては、七分咲きとか五分咲き程度の桜もありますが、関東でソメイヨシノの開花なんて、従来なら四月に入ってからでした。
安易に「地球温暖化」に結びつけてはなりませんが、「ちょっと早すぎないか」とは思います。
もう何日も前になりますが
倅の卒業式に行って参りました。
倅の入・卒業式。保育園から全て参加して来ました。
私の場合、卒業の感動より「次は小学校だ、中学校だ、高校だ」みたいに「次」を考えてしまう所が多いです。なんか、スポーツチームのマネージャーみたいですね。
しかし、今回、高校の卒業式を見て、思ったより感動してしまいました。
倅の高校時代って、コロナのせいとは言え、入学していきなり休校だったり、クラスの半分ずつが、日替わりとか、午前、午後交代で登校したりして、マスク生活で互いの素顔だってなかなか見られませんでした。他、リモート授業の時期もありましたね。
沖縄修学旅行もあわや中止。色々あって、代わりに関東近県を周る修学旅行になったのは、幸いと言えば幸いではありました。
文化祭も一、二年は中止、三年生になって開催したものの、保護者や一般の入場はなし。体育祭も一年目は中止で、二年生の時はリモート開催。
体育祭のリモート開催とは
クラス別々に走ったり飛んだりを録画して、タイムや飛距離を比べて優勝を決めたそうです。
それを編集して、教室のモニターで観たそうです。
まあ、これはこれで、面白い試みだし、良い思い出になるでしょう。
三年生の体育祭は、ほぼ普通に行われましたが、やはり保護者観覧は無しでした。
三年前の入学式は
コロナの走りだったし、まだまだ寒い中、体育館の窓は全開で行われました。
参加者も、先生以外は、新一年生と保護者だけ、それも各家庭から一名ずつという、なんとも寂しい感じでしたけど、卒業式は、マスク着用任意で、ほぼ通常に行われました。
先生たちも、保護者とはマスク越しでしか会ってないので、卒業式では、少し距離を取って全員外しておられました。
倅の担任は、二年、三年と同じ先生で、年三回(？)保護者面談でお話してたのに、素顔は初めて見ました。
なんか、若い先生と思っていましたけど「あれ？ 意外に老けてるな」(失礼ですね)という感じでした。
卒業証書授与は、クラス代表が纏めて受け取るなど、コロナ対策で縮小された部分もありました。
送辞、答辞も短め、わざとでは無いでしょうが、校長先生が一番カミカミでお話されていたので、会場は妙に和んでいました。
進学してゆく卒業生が殆どですが、家庭の事情でやむなく就職する子もいる。
「これからは、別々の道を歩んでゆくのか」
と思うと、涙こそ出ませんでしたけど、なんだか感動しましたね。
式の途中で、先生たちも泣いておられましたが、多分こんな時「教師をやっていて良かった」と思う瞬間なのかも知れません。
次は、大学ですが、事実上三年後には就職が決まってないといけません。
倅には、「三年生までに、殆どの単位を取っておきなさい」とアドバイスはしております。
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