第三回「それってパクリじゃないですか?」 #登録商標 #特許 #発泡スチロール #芳根京子 #重岡大毅 #日テレ #ドラマ #それってパクリじゃないですか?

第三回「それってパクリじゃないですか?」見ました

特許の出願で思い出したこと。

ハンバーガーのケース
昔の上司、私のブログに何度か登場した、沖縄出身のC次長。
二十代で部次長になったという、大変優秀な方なんですが、一度、「特許が取れる」と騒いだことがあります。
モノは、ハンバーガーのケース。
ン十年前のМハンバーガーは、今の様な紙ケースではなく、薄い発泡スチロールで作られた、ちょっと指輪ケースを思わせる小箱に入って売られていました。
C次長は、ハンバーガーを素手で持つ事を嫌って、カッターナイフでケースに切れ目を入れ、剥く様にしてして食べていましたが、ある時。
「ん? これ、特許取れるんじゃね」
と言いだします。
ケースを三~四等分するようにして切れ目を入れれば、剥きながら食べることが出来、手も汚れない。という訳です。
「俺、特許取ったら会社辞める」
目が真剣。
それから、二週間くらいでしたかね? 割に長いこと、次長は色んな所に出掛けては、何やらゴソゴソ調べておりましたが、急に大人しくなったので、
「特許、どうなりました?」
と聞きましたら、仕事の書類に目を通しながら、
「…ああ、あれ…似たような特許が申請されてた」
と言いました。
あの時代、今みたいにパソコンがあれば、
「発泡スチロール ケース 切れ目」
みたいに、簡単に調べられたんでしょうね。
因みに
C次長は、三十歳を目前に、
「俺は、本当は映画関係に進みたかったんだ」
といって、退社。
ガテン系のアルバイトを始め、100キロ近い鉄板も担げるようになりました。
「○○ハイランドのスケートリンク。あそこの鉄板運んだの俺なんだ」
久々に、マンションを訪ねると、こんなこと言っておりました。
身体は見る見る逞しくなってゆく、汗をかくので晩酌のビールも美味い、程よい疲れで良く眠れる。
バイトが忙しくて、映画業界に自分を売り込むような事は出来ていない。それに、なんだか、充実した毎日。
「(映画の)アイデアはあるんだよ」
とも言っておりましたが、バイト先でも出世して、そっちの監督になってしまいました。
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