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第二回「それってパクリじゃないですか?」


今回は、悪気はなかったが、「商標の盗用」がテーマでしたね。
昔、実際にあった、北海道のお菓子「白い恋人」を大阪のお菓子メーカーが「面白い恋人」という、パロディー商品を発売した騒動がモデルでした。
真似たお菓子メーカーは、地域の経済に尽力するなど、企業イメージが良かった事などを考え、最終的には、商標盗用商品の販売は差し止められましたが、代わりに、「委託で弊社の商品を作ってくれないか」という、落としどころを見つけていましたね。なかなか、ほっこりした落ちで、「面白い」終わり方でした。
因みに、大阪では「サザエボン」と称する、サザエさんの髪型をしたバカボンのパパのキャラクターグッズなど、面白いんだけど、確実に問題になるだろう商品は沢山作られていました。
サブエピソードとして
茶店を営みつつ、オリジナルグッズも販売している友達が、商標の登録をしていなかった為、その隙をついて申請した大手企業に、権利を取られそうになっていました。
私の若いころ、ちょっと、これに似た事例に関わったことがあります。
昔々「ドアノブカバー」という物がありました
最近では殆ど見なくなりましたけど、丸い、回転式のドアノブってありますよね。
昔、あれに被せる、巾着型の「ドアノブカバー」という物がありました。
被せる目的は、静電気防止みたいでしたけど、余り意味を成しません。
誰が考えだしたのか、「服飾関係」「鞄屋さん」「ファンシーグッズ屋さん」らが、制作過程で出る端切れ布で作っておりました。まあ、廃物利用した商品ですね。
ある日のこと、どこかの会社が「商標」として、「ドアノブカバー」を登録。他社に対し使用料を請求して参りました。
当然、各会社は猛反発、訴訟を起こし裁判にまで至ります。
「ドアノブカバーは遥か以前から、巷で作られていた物」
が証明されて、登録商標は取り消されましたが、やはり裁判で決着するまで、訴訟側はドアノブカバーを制作、販売は出来ませんでした。
まあ、ドアノブカバー製造が本業ではなかったから、各社戦えたんでしょうけど、たまたま、私は、その問題が起きたころ取材したことがあります。
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