電気自動車は果たしてエコなのか? という話 #EV車 #電気自動車 #ガソリン #軽自動車

電気自動車は果たしてエコなのか? という話

電気自動車は本当にエコなのか

電気自動車(EV車)を一台作るのと、ガソリン車を一台作るのでは、結果的に、EV車の方が二酸化炭素(CO²)を排出するそうです。
EV車は、消費者の手に渡ると、目に見えた排ガスを出さないので、「エコ」な感じはしますが、製造する過程で、ガソリン車より圧倒的なCO²を出すのだそうです。
製造後、五年以上経てば、徐々にEV車の方がCO²を排出しない計算にはなるそうですが、ガソリン車に比べて、耐久年数も劣り、廃車の時に、また、高いCO²を排出する結果をもたらします。
EV車を推奨する中国では、ガソリン車を所有すると、一日置きにしか走ってはならない。という法令があるそうですが、それでも、国民は五年程で劣化してゆくEV車よりも、耐久年数の高いガソリン車を欲しがるそうです。(中国車だから劣化が早い訳でもないでしょう)
その意味で、日本の軽自動車は、EV車よりも圧倒的にCO²を排出しない、最もエコな車となるそうです。しかし、そこは世界各国の経済的な思惑が働くようで、EV車という新しい市場を作ることで、軽自動車や燃費の良い日本車の一人勝ちの阻止と、目に見える排ガスを武器責め道具に軽自動車市場そのものを潰してしまいたい思惑もあるようです。(特にヨーロッパ諸国が)
ご存じ、軽自動車は日本発祥で、海外ではインドを中心に東南アジアで人気な車ですが、小回りが利いて低燃費の為に、最近、ヨーロッパでも人気はあるそうです。
アメリカでも、日本の軽自動車は人気で、ピックアップトラックが好まれるアメリカの場合、軽トラックに人気があります。
アメリカの場合、原則、左ハンドルしか輸入出来ないらしいですが、製造から二十五年を経ていれば、クラシックカーとして輸入可能になるそうです。
最近では、アメリカから二十五年以上経った軽自動車を買い付けに来る人々が、なかなかに、いらっしゃるようです。
中古なので、軽トラックの横に「○○造園」とか「配送の○○」みたいな、日本式漢字がプリントされたままの車が多いのですが、それがまた、エキゾチックでカッコいいとして人気があるそうです。

しかし、素人考えですが、水素エンジンであれば、理屈上、一切、二酸化炭素は出ないはずなので、作れないものなんでしょうかね? ひょっとしたら、そこにも、世界経済の某か陰謀が働いているのかも知れません。
「脱炭素」なんて言っといて、その実、水面下では国益を優先している、所謂「先進諸国」の思惑が見え隠れしている気がします。
世界は再び原発
もう一つ、電気自動車(EV車)の問題点として、電池に使われる電力は、主に火力発電の為に、結果、ガソリン車より高いCO²を排出して居ます。
「太陽光」「水力」「風力」「波力」で発電すれば良い。という考えもありますが、どれも不安定な上に、経済を回せる程の電力は望めません。しかも、環境破壊は火力発電所一基を作るより大規模になります。で、最近、世界はひっそりと、「原発を復活させよう」という方向に傾斜しているようです。
脱炭素だけを考えれば、原子力発電は最もクリーンで、しかも低コスト、大量の電力を供給出来ることは確かです。
フランスなどは一貫して原発を推し進めていますが、うーん、なかなかに、難しい問題ですね。
世界が再び原発を推し進めれば「右に倣え」な日本も直ぐに原発になるんでしょうね。
良い子の理科【電気は貯められない】
大人の方は、ご存じの方も多いと思いますが、電気は貯めておくことが出来ません。
「電池」と言っても、電気が貯まっているわけではなく、電池内部の金属が電解する際に発生する電気を利用しているだけです。
小・中学校で実験した覚えのある方も多いでしょう。
希硫酸(電解液)の中に、銅板と亜鉛板を八分目まで浸し、浸かっていない上部を豆電球付きの導線で繋ぐと電解が始まり豆電球が点灯します。
ですから、リチウム電池以外の電池が充電できないのは、電池内の金属など、電解する物質が完全に電解してしまっているからです。
リチウム電池も、基本、リチウムが(+)から(-)に電解してゆきますが、電圧を掛けることで、一度マイナスに流れたリチウムがプラス側に戻る性質を利用しています。
ですから、リチウム電池も電気そのものを貯めているわけではありません。
この記事は「こういう見方もあるんだ」程度に読んでいただければ幸いです

www.youtube.com
PVアクセスランキング にほんブログ村
子育てヒロシのオフィシャルブログ - にほんブログ村