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心理学から見る織田信長という人物


安土城だけは「天主閣」と書きます

サイコパスに関する本を読んでいると

スティーブ・ジョブズサイコパスであった」
という記事がありました。
プレゼンだけは上手いが、実務は殆ど出来ない。
確かに、ジョブズ氏は、デザイナーとして何か残したわけでもないし、エンジニアとして何かを発明した訳でもありません。
他人の作った人気商品をパクリ、社員に厳しい注文をつけて、やらせただけ。ではありました。
彼の伝記的映画の中で「これからは一人々々がコンピュータを持つ時代だ」というシーンがあって、PCマッキントッシュを生み出したかのように描かれていますが、最初にPCを開発したのは「ゼロックス社」でしたので、映画が封切られてから、ゼロックス関係者からクレームが付きました。
ジョブズ氏は、ゼロックスのPCに目を付けると「感銘を受けた」(事実感銘を受けてはいたでしょう)としてゼロックストップらに接近し、ノウハウ等を色々と聞き出します。しかも、その後、ゼロックスから技術者も引き抜いています。
ソニーの盛田会長にも「尊敬しています」(事実尊敬していたでしょう)として近づき、ノウハウを色々と聞き出した後に、ソニーからもデザイナーとエンジニアを引き抜きました。
実務(実力)はからきしだけれども、他人に取り入る能力(プレゼン力)だけは優れている。
仲間(他人)を支配的に扱い、無茶な要求を通そうとする。

まさしく、サイコパスの典型ですね。ですから、彼の伝記映画が作られ、封切られた時も、スティーブ・ジョブズ氏に関わった人たちから「事実と違う」という、クレームが殺到したわけです。
まあ、関係者存命中に伝記映画を作った事自体が失敗だったのでしょう。
私などは「スティーブ・ジョブズ氏は、なんか凄い人だったらしい」半ばヒーローを見る思いでしたが、実態は「ク〇野郎」だったようです。

同じ側面から織田信長を観てみると

歴史的資料で観る限り、戦国の英雄「織田信長」という人物も、確実にサイコパスですね。
考えてみると、織田信長が思い付いた訳ではないのに、信長の功績になっている「作戦」や「行政」は沢山あります。
例えば、「楽市楽座」。
信長考案のイメージが強いですが、実は、南近江の六角氏(佐々木氏)が初めて行い、それを美濃の斎藤道三が真似て、更に織田信長が真似ました。

ゼロックスのPCをスティーブ・ジョブズ氏が真似、さらにビル・ゲイツ氏が真似たのに似ていますね。面白いのは、ジョブズ氏はゲイツ氏に対して「真似しやがったな」と激怒し「あんただって真似てんじゃないか」と切り返された。という「自分の事はさて置いて」的、サイコなエピソードでした。

日本のお城の象徴「天守閣」も、最初にデザイン・建築したのは大和の「松永久秀」で、これも信長は真似ました。後に全国の大名が真似します。
安土城」も、織田信長の独創ではなく、六角氏の居城だった「観音寺城」にならって建造しています。
経済を活性化する「楽市楽座」を始めた事や「観音寺城」の優れた縄張りを観ると、歴史小説等で、腰抜けに描かれる事の多い、六角承禎じょうていは、実務に優れた人物だったのでしょう。
長篠の合戦」でも、局面を打開する奇襲を考えたのは、徳川の家臣「酒井忠次」であって、信長は「俺と同じ考えだ」と言っただけでした。
「墨俣一夜城」も、信長は藤吉郎(秀吉)に、何かしら策を授けた訳ではなく、「期日までに築城しろよ」と命じただけで、墨俣川上流から、ある程度組み立てた資材を筏にして運ぶ、所謂プレハブ式アイデアを思いついたのは、木下藤吉郎をリーダーとする墨俣築城スタッフでした。
商業地、伊勢長嶋からの矢銭やぜに(上納金)で、一万人の常備軍を編成するアイデアも、父・信秀の代に始まっています。信秀の場合、尾張兵の弱さを数で補おうとしたようです。
まあ、信長も、この常備軍で以って、他国で兵の整わない農繁期に攻め込む。という事を思いついています。

これぞサイコパスと思える信長の行動

信長に粗相を働いた茶坊主を、水屋(台所)棚の下に追い詰め、差し込んだ「長谷部はせべ国重」という刀でもって、茶坊主に押し当てるようにして切り殺していますが、信長は茶坊主を殺害した事よりも「刀の切れ味」の方に強い関心を示しています。
これぞ、典型的なサイコパス心理ですよね。他人に対する同情心や共感性が見られません。
(刀は後に、信長によって「へし切り長谷部」と命名されます)
上杉謙信武田信玄らに、おべっかを使って心理的な接近もしています。特に、猜疑心の強い信玄でさえ篭絡したのは、信長のプレゼン力の高さでしょう。
同盟者というだけで、徳川家康にはなんら関係のない、敦賀つるが北近江きたおうみの戦に呼びつけ、当時、五十五万石程度の徳川家の国力(総兵力、一万三千と言われる)。その半分強、七千もの兵を出させます。
そのくせ、信玄上洛でピンチに陥った家康に対して、中々援軍を出さず。「こうなっては、武田に付くしかござらん」と言われて、シブシブ三千ばかりの援軍を寄越す。という自己中心さ。(この辺り、サイコパスを説得する事は出来ないが、交渉する事は出来る。という、典型的場面ですね)
幾ら「四面楚歌」の状態にあったにせよ、領地が四百~五百万石に達している信長が繰り出す兵数ではありませんね。
当時、ちまたでも「さりとても、信長公のしわい事よ」と噂されていた様ですが「ケチ」もサイコパスの特徴のひとつだそうです。
比叡山の焼き討ちにしても、非戦闘員の女、子供を含む数千の遺体を見て、満足気であった。と「信長公記」にも記されています。

平気で他人を裏切れる

人質が居ても平気で攻め込んだり、裏切りは絶対許さない(松永久秀だけは例外)くせに、他人の事は平気で裏切れる信長は、もう一人の同盟者である、四国の長曾我部元親に対し、一方的な同盟破棄を決めた直後、重臣明智光秀に暗殺されてしまいます。
この明智光秀と、織田信長が心理学的には一番相性が良いそうですが、その話まですると長くなるので、また、別の機会に書きたいと思います。
イーロン・マスク
大量リストラ等を見ても分かるように、彼もまた、サイコパス的性格と言われています。そのくせ、ネーミングセンス(実務)は、よろしくありませんね。
「エックス」
まあ「未知」「正体の知れない」みたいな意味もありますが、ひとつの文字でもあるので、なんか紛らわしいし、心に響きません。「ツイッター」のままで良かったのに、と今でも思います。
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