逆セクハラって何? #セクハラ #ストーカー #偏見 #モラル

逆セクハラって何?

男女性別に関わらずハラスメントはいけません

岐阜県岐南町の町長さんが、「99のセクハラ行為」で、辞任に追い込まれた事がニュースになりました。
「あと、一個で100やんか」
なんて言うと不謹慎ですかね?
今朝のニュース的なワイドナショーでは、1~99までのハラスメント行為全てを、クリップボードに挙げていましたけど、多いのがボディータッチでした。
町長さんは、何かに付けて、町役場職員の頭をポンポン触るクセがあったみたいです。
まあ、よほど近しい間でもない限り、頭をポンポンされるのは嫌なものです。
他に、個人的に食事に誘われるとか、会議室で二人きりになった時後ろから抱き着かれた。等があって、多分、致命的な性的嫌がらせがあって、町長の行為全てが、ハラスメントという解釈になったのかも知れません。
まあ、私でも、仮に親戚の叔父さんであっても、良い年に成った今、ちょっと頭ポンポンは嫌かも知れません。
番組MCのHさんが、
「タレントのМさん(女性)なんて、他人の体ベタベタ触るじゃないですか? あれって、逆セクハラになりかねませんよね」
的な事を言われたんですが、
「逆セクハラって何?」
思わずつぶやいてしまいました。
MCのHさんは。無意識に言った事で、悪気はないと思います。
しかし、興味深い発言でした。
「セクハラとは男(主におっさん)から女性に行われるもの」
という、「男から女へ…が正方向」という見方。
無自覚な社会通念の表れですね。
少なくとも日本では、セクシャルに限らず、女性から男性へのハラスメントは余り問題にされませんし、オジサン連中もおとなしくて、「それって、オヤジに対する偏見じゃないか」と感じても、声をあげる人は少ないですね。
私も日本のオジサンなので「逆セクハラって何?」おかしいと思っても、抗議の電話なんて入れませんでした。

もし、これが浅田真央だったら…プチ騒動

そんなに昔の出来事ではありませんが、フィギアスケートのメダリスト高橋大輔選手に、スピードスケートの五輪選手だった国会議員(女性)が、抱き着いて唇にキスをする。という出来事がありました。
抱き着かれた高橋選手は、驚いて顔を背けるのですが、抱き着いた議員の唇は、高橋選手の唇を追いかけ、高橋選手も仕方なく口づけを受け入れます。
「…あれ、セクハラじゃないんですか」
何人かの記者に突っ込まれましたが、議員は、
「ヨーロッパでは普通の行為です」
と躱して、なんとなくチャンチャン…で終わりましたけれど。
もし、あれが、元・五輪選手男性議員と浅田真央さんだったら、多分、大騒ぎになっていた事でしょうね。

他にも

ストーカー行為も、なんとなく「恋愛絡みで男性が女性を付け回すもの」という認識の人が多い気がしますが、これだって、女性側から付きまとってもストーカー行為ですし、恋愛感情とは関係なく、付きまとえば、それもストーカー行為です。
例えば、ある人から自分は認められてない気がする為に、その人に認められようと、執着し続けたりする行為だってストーカー行為なんですけどね。

でもこれって

日本人が遅れている。
という訳でもないと思います。
昔、森元総理の女性蔑視発言で、欧米の人権団体なるものの女性リーダーが、オンラインでコメントしておりましたが、内容的には「それも、裏返せば、ただの男性蔑視発言ではないか」と思わされたものでした。
まあ、モラルに関して、全世界、まだ途上過程にあるという事なのでしょう。
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