四月一日。
夜の明けきらぬ早い朝。雨が地面を打つ音で目を覚ましました。
すると、窓の外から眩いばかりの光がさして来て、銀色の裸なんだ服着てるんだか解らない人型生物が窓ガラスをすり抜けて入ってまいります。
「ワレワレは宇宙人だ」
ヘンな自己紹介をする宇宙人に拉致されて、アンドロメダ星雲にまで行く事になります。
まさに、宇宙人の母星に到着する直前、私は拘束を解いて反乱。宇宙船員相手に二時間ほど戦い、船を乗っ取って無事地球に帰還致します。地球に帰ってみると、東東京は雨も上がり、薄曇りながら良い天気。
「誘拐なんて二度とするんじゃないぞ」
説諭してやると、彼らは涙を流しながら「もうしません」頭をペコペコ下げながら帰って行きましたとさ。
四月一日の事でございます。
春の江戸川は生命に満ち溢れて良いですね
アンドロメダから帰ってから、江戸川にサイクリングに出かけました。
桜は、まだ、ちらほら程度にしか咲いておりませんでしたが、菜の花は満開で、ツバメが飛び交い、雉も彼方此方でけたたましく鳴いていました。
雲雀はピーチクパーチク鳴きながら、空に向かって垂直上昇をしております。
雲雀の鳴き声は「テントカネカエセ」と聞こえるそうですが、私にはピーチクパーチクにしか聞こえません。
昔話に、太陽にお金を貸した雲雀が、一向に返金姿勢を見せない太陽に業を煮やして、鳴きながら垂直上昇で、取り立てに向かっているんだそうですね。
運が良ければ、チョウゲンボウの狩りする場面にも出会えたりしますが、今日は出会えませんでした。
三郷近くの土手では、今年、小学生に上がるらしい子供たちにランドセルを背負わせて、お母さんたちの大撮影会が開かれておりました。
そこからほど遠くない場所では、同好会なのかユーチューバーなのか分かりませんが、少人数で映画っぽい撮影をスマホでやっておりましたし、さらにその先では、カップルなんでしょうか？ ちょっと薄着な女の子相手に、なんかエロい撮影もしておりました。
春は何かと浮かれていますね。どれも、写真に収めたい光景でしたが、コンプライアンス厳しいご時世なので、記憶にとどめるだけにしておきます。
今年の桜
東京は、四月になっても、まだチラホラしか咲いていませんが、昨日今日あたり暖かいので、今週末までには結構咲くのではないでしょうかね。
でも、これで本来な気がします。
昔は、関東は、入学式頃が満開位で、西日本、故郷の広島辺りは卒業式辺りが満開だった気がします。
この記事が面白いと思ったら、ブログ村プロフィールをポチしてください
