会社の健康診断にて #健康診断 #高齢 #尊大 #横柄

会社の健康診断にて

先日、健康診断に行ってまいりました。

そこで、今年の二月に研修で会った「W」さんと、偶然一緒になりました。
「W」さんは七十歳を幾つか過ぎた位の方で、話してみると、意外に嫌な人でもないんですが、前職がなんか偉い立場だったらしく、いちいちの態度が大きい。
「おー、久しぶり」
と声を掛けられた健康診断クリニックでも、血圧計が動かないと「これ血圧計動かんぞ」、スタッフに対して横柄な物言い。
結果、機械の不具合ではなく、「W」さんが操作出来なかっただけでした。
血圧表をスタッフに渡し、ロッカー使用の説明を受けた時も、
「番号の書いてある、青いマグネットが着いているロッカーを使い、貴重品等を入れた後、施錠したら、番号の着いたマグネットを持って、受付に戻ってきてください」
と言われましたが、「W」さんは、その簡単な作業が出来ませんでした。
「子育てさん…これ、どうすんの? 何、持っていけば良いんだっけ?」
マグネットの着いてないロッカーが開いたものだから、適当に使ったものの、困っていました。
「この、青いマグネットの着いたロッカーでないとダメなんですよ」
「ああ…ありがとう」
といって、ロッカーを変えた「W」さんでしたが、今度は、鍵が掛けられない。
任意に暗証番号を入れて、摘みをlock方向に回して施錠するだけなんですが、これも出来ません。
教えてあげて、二人で受付に戻ると、「W」さんは「あれじぁ、分かりにくいよ」とスタッフに食って掛かる始末。

国立くにたちに有るのは音大だけど、「W」さんの態度は尊大だった。

クレームを言われたスタッフは、恐縮していましたが「反感も大きいだろうな」と思います。
「俺も、もっと年取ったら「W」さんみたいになっちゃうのかな?」
まあ、性格的に尊大にはならないと思いますが、簡単な説明が理解出なくて、簡単な作業も出来なくなる。
「そうなったら…嫌だなぁ」
と思いましたが、母の弟に当たる叔父は、現在八十代半ばでも人柄も良いし、理解力も高い。母も母の姉弟も、総じて高齢でも頭はシッカリしていたので、「まあ、俺は、そうならないか」と自分で慰めました。

年を取ったから理解力が衰えた訳ではないのかも

昭和~平成、特に平成に入ってからのオジサン達って、横柄な割に仕事が出来ない(理解出来ていない)人が多かったように思います。
結局、威張って、駄々こねて、下の人間に圧をかけて仕事をさせていた人は、確かに多かったです。
日本がイケイケ、ドンドンだった「バブル時代」。
オーストラリアのシンクタンク、経済アナリストさんが、
「日本の企業で、真に偉いのは中間管理職以下の人たちです」
流暢な日本語でこんな事を言っておられたのを思い出します。
まあ、バブル時代のトップには、まだ、本田宗一郎さんとか、盛田昭夫さんとか、松下幸之助さんとか、叩き上げの、発想力も豊で元気な指導者もおりましたけど、要するに、当時のエリート層、部長辺りが横柄でダメな存在だったのでしょう。
「出世はしたかも知れないけど、仕事は何も分かっていなかった存在」だったのかも知れませんね。
「W」さんは、捏ねる事が多いからか、どうか分かりませんが、私の方がかなり先に終わってしまい。
待合のベンチに腰掛けている「W」さんに「お先に失礼します」と声を掛けると、「おお、また、研修か何かで」と無邪気に返してくる「W」さんでありました。
帰り道、
「あ、「W」さん、ロッカーの鍵開けで、ちゃんと暗証番号を入れて、摘みをopen方向に回せるだろうか」
ふと思いましたが
「まあ、そんときゃ、スタッフに頼るだろう」
とそのまま帰っちゃいました。
kosodatehiroshi.hatenablog.com
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