京都アニメ―ション放火殺人事件 #京アニ #放火 #殺人 #死刑 #極刑

京都アニメ―ション放火殺人事件

日本の死刑囚は刑の執行まで拘置所で過ごす

2019年7月に起きた、京都アニメーション放火殺人犯に死刑判決が下りましたね。
36人も殺害したのですから、死刑は妥当な判決だと思います。

死刑の判決から執行されるまで平均七年

と言われているそうですが、実際なかなか執行されない死刑囚もいます。
「状況的に、この人しかあり得ないが、決定的な物的証拠に欠ける」というような、どことなく疑わしい要素が含まれている場合。なかなか執行されない事が多いみたいですね。
有名な所では、最近話題になった通称「袴田事件」。袴田さんを犯人として結びつける証拠に矛盾がみられ、執行されないまま再審という事になりました。
終戦直後の「帝銀事件」にしても、犯人とされたテンペラ画家は限りなく怪しいとされましたが、やはり、証拠に矛盾があり、刑は執行されないまま、拘置所で病没しています。
かたや、確実に犯人であるにも関わらず未執行の人も居ます。今から五十年前の1974年に発生した「平塚ピアノ騒音殺人事件」。
三人も殺害した犯人は、死刑判決が下ったにも関わらず、未だ刑は執行されていません。
犯行当時46歳でしたから現在96歳という高齢です。
何故、未執行なのか? 理由は解りませんが、あの事件、当時、「被害者にも非があるんじゃないか」と言われていました。
被害者宅は、加害者宅の真下の部屋に引っ越して来、公団住宅であるにも関わらずピアノを搬入。二人娘の内、上の娘に弾かせていました。
楽器演奏は響きますし、現代のマンションでも禁止の所が多いものです。ましてや1974年当時の団地だと非常識極まりなかったでしょう。
下階からの騒音、犯人も堪らずに注意。しかし、被害者(母親)は謝るどころか無視。団地内ですれ違っても睨みつけるなど、悪びれる様子もない。
そのくせ、下の娘のお昼中は「子供が寝ています。お静かに願います」等の張り紙をして回るなど、行動が身勝手。
極めつけが、上の娘に加害者宅へ回覧板を持って行かせ、
「おじさん、人が暮らしているんだから、音が出るのは当り前よ」
と言わせたことが、凶行への引き金となりました。
二人の娘と、母親を刺殺。死刑の判決が下ります。
被害者宅は、ピアノ以外にも、日曜大工の金槌の音等、とにかく傍若無人な騒音家族だったようなので、当時のメディアも「殺人はいけない事だが、被害者にも相当問題がありますね」等と、報じていました。現代と違って、当時の報道には、「加害者にも三分の理」を認めていた感じです。
今でも、時々、犯罪を扱ったバラエティー番組等で、「平塚ピアノ騒音殺人事件」の再現ドラマが流れる事がありますが、
「セレブに嫉妬した身勝手な犯行」
等と括られることが多いですね。
「団地住まいのセレブって?」と思ったりしますけど。
何故、五十年も未執行なのか分かりませんが、96歳、犯人も天寿を全うしそうですね。
因みに
「セレブ」(セレブリティ)とは仏語で「有名人」という意味ですが、日本では「お金持ち」の意味で使われています。金持ち「ブルジョワジー」なんですけどね。
この記事が面白いと思ったら、ブログ村プロフィールをポチしてください
PVアクセスランキング にほんブログ村
子育てヒロシのオフィシャルブログ - にほんブログ村